このページでは、ファンケル総合研究所 ビューティサイエンス研究センターより
最新の研究データや、皆様の肌へのお役立ち情報を発信していきます。
ファンケルの独自技術ともいうべき無添加。その「ストレスフリー」設計が、肌の老化関連タンパクを調整していることに着目し、開発を進めてきた「角層バイオマーカー技術」は、ひとり一人異なる肌特徴を細胞レベルから解析する技術です。
お顔のケアは、とても気にするのに、自分でチェックしにくい頭皮は、気を配らない方も多いようですが、頭皮は、お顔以上に様々なストレスを受けています。加齢に加えて、乾燥、紫外線、そしてカラーリングやパーマといった刺激。そして、皮脂の酸化。
毛穴づまりを防ごうとシャンプーを念入りにする方も多いはず。
ですが、シャンプーのし過ぎでかえって炎症を起こしてしまい、さらに、1か月ごとのカラーリングでは丈夫な頭皮もボロボロに。
ファンケル銀座スクエアで行った「頭皮エイジングチェック」にお越しいただいたお客様に毛髪・頭皮のお悩みについてアンケートをさせていただきました。(図1)
「最も気になる悩み」について、
30代女性では、
1位薄毛 2位乾燥 3位髪の毛のうねり
40代では
1位白髪 2位薄毛 3位髪の毛のうねり
でした。
40代になると、白髪悩みが、7%から45%に大きく増加しますが、気になるのは、30代のうちから、薄毛が最も気になるという方が、35%もいらっしゃること!ついで30代では、乾燥が気になるようです。
我々研究者にとってびっくりしたのは、お肌のシワケアはこれから!と思っている30代のうちからすでに「薄毛」という老化兆候が気になる方が多いこと。
そこで、若々しい容姿の象徴である髪の毛を作る「頭皮」に着目して研究を始めたのです。
そこで、角層バイオマーカーを頭皮に応用して測定しました。
その結果、頭皮のうるおいが少なく、赤みのある頭皮の方は、 「炎症性のタンパク」が頭皮角層に多く検出されていることが新たにわかりました。
気づかない「頭皮の奥の炎症」は、育毛環境の低下につながり、
新しく生まれてくる髪の毛の生育にも影響を与えます。
頭皮には、皮脂やうるおいをとりすぎず、乾燥させないやさしい洗髪をこころがけることで、
炎症性のタンパクも出にくくなります。
若いうちからの薄毛ケアの第一歩は。頭皮のストレスによる「炎症防御」です。
お顔のケアだけでなく、頭皮もしっかりチェックしてください。
vol.16 ハリを保つコラーゲン
vol.15 ハリを保つコラーゲン
vol.14 アンチエイジングの決め手。抗酸化と抗糖化。
vol.13 頭皮も老化?
vol.12 春の炎症・夏の炎症
~季節と肌の深い関係~
vol.11 冬はなぜ「ターンオーバー」が滞る?
vol.10 肌のかゆみはどう治す?
vol.9 肌は心をあやつります
vol.8 「APPSα」の秘密
vol.7 角層バイオマーカー開発の今後
vol.6 11月12日は
「皮膚の日」です!
vol.5 微生物は化粧品の敵!?
vol.4 テーラーメードスキンケアの
時代です!
vol.3 夏の敏感・乾燥リスクに
ご用心!
vol.2 “ファンケル 銀座スクエア
サイエンスサンデー ”
へのお誘い
vol.1水素生活のオススメ